本日発売、北隆館出版の「細胞 4月号:要素から構築する人工細胞とその応用」に研究記事が掲載されました!
「Topics from Special Edition」というコーナーに「小胞体ストレスによる神経細胞死を抑制する分子の開発」と題して3ページの原稿を書きました。
認知症の発症要因の一つと考えられている小胞体ストレスの軽減やストレスに起因する神経細胞死の抑制に役立つ分子を、キノコから発見された成分の化学合成をもとに、有機合成の力によって開発する取り組みを紹介しました。
「有機合成」は分子の構造を自在に作りかえ、分子の性質や作用(活性)を操ることのできる創造的な学問です。認知症の予防や治療への応用が期待できる神経保護薬の開発や食品機能の解明に向けて、これからも研究を続けていきます。
表紙には名前が載っていませんが、ご興味のある方は是非お手元にとってご覧ください。
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