top of page
執筆者の写真Kobayashi Shoji

『超』探究 Summer Schoolを実施しました


以前のブログでお伝えした通り、8月20日(火)に『超』探究 Summer Schoolを実施しました。


15名の参加者とともに、

  1. 野菜から色素の抽出

  2. ろ過と濃縮による色素混合物の調製

  3. 薄層クロマトグラフィーによる色素の分析

  4. シリカゲルクロマトグラフィーによる色素の分離

  5. 液性による色素の色変化

を実施しました。


研究室メンバーもサポートし、楽しく和気藹々と、それでいて真剣に実験しました。

きれいな野菜の抽出液や色素が分離していく様子に心躍った参加者もいてくれたのでは(?)と思います。


最後、ナスの色変化が微妙になってしまいましたが、これも化学実験だと思ってご容赦ください。


リベンジではありませんが、もし参加者のみなさんがこのブログをご覧になったら、以下のようなレシピでお家で試せるので、是非やってみてください。


  1. 刻んだ紫キャベツをお湯に入れて煮込む。(お家に料理酒や日本酒がある場合は、それを少し加えると色素が抽出されやすくなると思います)

  2. 色素が十分に抽出されたら(お湯に色がついたら)煮汁を取り出し、いくつかのガラス容器に入れる。

  3. お家にある酸性*またはアルカリ性**の水溶液を少しだけ加える。


*酸性溶液の例・・・酢、クエン酸溶液、強力トイレ洗剤(酸性のもの)など

**アルカリ溶液の例・・・石けん水、重曹水、キッチンハイターなど


きれいに色がでない場合は、分量などを調節してやってみてください。

pHが少し違うだけでとてもカラフルになります。

何を入れるか、自分でいろいろ調べてやってみるとおもしろいですよ。

質問があれば、上のメニューのMessage内のメールアイコンから連絡くださいね。


私たち研究室一同も楽しんだ1日になりました。

高校生のみなさん、これからも化学を楽しんでくださいね。

縁があれば、またお会いしましょう!











Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page